多くの高校では、今はちょうど中間テストの時期
のようです。休校が長く続いた高校の皆さんは、
中間テストと言われても戸惑いがあるかもしれま
せん。

中間テスト中の高校も、中間テストが終わった高
校も、すぐにはテストが無い高校もあるでしょう。
高校の定期テストは、きちんと受ける必要があり
ますが、定期テストが終われば自分の勉強に専念
することが出来ます。

大学受験では、「夏が天王山」という言葉がありま
す。「夏」の過ごし方が大学受験の結果を大きく
左右する、ということです。

高校生の皆さんは普段、自分の受験には使わない
科目の勉強もしない訳には行きませんが、「夏」は
自分の受験に必要なことに集中できます。

特に今年の現役生の皆さんは「学習の遅れ」を
言われています。医学部入試、歯学部入試では
浪人生（既卒生）とも戦わなくてはなりません。
浪人生（既卒生）との差を埋めるのは、この「夏」
です。中間テストが終わったところから2学期が
始まるまでの時間が非常に重要です。

医学部や歯学部の志望校に自分が合格するために
は、何をやるべきかを十分に考えて「夏」の勉強
を進めてください。一般的な大学受験をイメー
ジした勉強ではなく、医学部・歯学部の志望校に
合格するために必要なことに絞って勉強を進めて
ください。「皆がやっているから自分もやらない
訳にはいかない」と考えがちですが、自分が志望
校に合格するために、本当に必要か確認すること
が大切です。

もし、塾や予備校を利用するなら1対1の個別
指導がいいと思います。1対1がいいのは、生
徒が問題を解くところを先生が見ていてくれる
からです。生徒が問題を解くところを先生が見
ていると「どういう手順で解いているか」「どこ
で手が止まり、どこに時間がかかるのか」「どう
いう思考回路で解こうとしているのか」「その
生徒が間違える時のパターン」などが分かりま
す。

解いた答案を見るだけでなく「問題を解いてい
る時の目の動きを見ることが大切」なのです。

もし塾や予備校を利用するなら、自分が志望校
に合格するために必要なことを良く分かった上
で1対1で指導してくれるところがいいと思い
ます。

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