今年は、新型コロナウイルスの影響で、進学
した高校になかなか行けなかった高校1年生
も多かったようです。
いつもの高校1年生と事情が違う高校1年生の
皆さんは、この「夏」をどう過ごすべきでしょ
うか?
中高一貫校とそうでない高校に分けて考えてみ
ましょう。
多くの高校1年生は、高校入試を受験して中学
とは別の高校に入学されたと思います。この方
たちは、高校で学ぶべきことを勉強し始めてま
だそれほど進んでいないと思います。
夏休みは短くなっているかもしれませんが、こ
の夏休みを使って高校でやったことで、すっき
りしない部分をやり直してください。
特に英語と数学に力を入れて復習するといいで
しょう。数学や英語は時間のかかる教科です。
まだ、それほどの量を学んだわけではありませ
んので、もやもやしたままの部分をこの時期に
解消しましょう。
ここで頑張っておくと2学期を安心して迎えら
れます。基本をしっかり固めてください。
中高一貫校に中学受験で入学した高校1年生は、
すでに高校での履修範囲を先取り学習している
かもしれません。
こういった高校1年生もやはり数学と英語の怪
しい部分を見直してください。今年は夏休みが
短く、自分の勉強時間を多くは確保できなけれ
ば、英語と数学のどちらか苦手意識のある方に
集中してもかまいません。
1年生のうちに少しでも苦手意識を無くすこと
を目指してください。
「理科や他の教科はいいのか?」と思われるか
もしれません。理科などもやれるのであれば、
やってください。ただし、最優先でやって欲し
いのが英語と数学です。
高校の1週間の授業でも英語と数学の時間は
多いと思います。それだけやるべきことが多
い、ということです。ですから、優先すべきは
学ぶ量の多い英語と数学です。