昨日に続いて、大学入学共通テストの第2日程
についてです。第2日程と重なる私立医学部入
試が6校あります。
文部科学省は「私立大学の一般選抜(一般入
試)は2月1日以降に実施」と各大学に求め
ていますが、私立医学部入試は大学入学共通
テスト終了の翌々日1月19日(火)から始
まります。昨年までの、センター試験の時も
同様でした。
大学入学共通テストの通常の日程である「第1
日程」と試験日が重なる私立医学部入試はあり
ません。
しかし、来年の大学入学共通テストは現役生の
学習の遅れに対応するため、特例として第1日
程の2週間後の1月30日(土)、31日(日)
の追試験日程も現役生に限り、学校長の許可が
あれば受験出来ることとしました。
この1月30日、31日には関西医科大学と近畿
大学医学部の1次試験があります。また、岩手
医科大学医学部、国際医療福祉大学医学部、藤
田医科大学、北里大学医学部の2次試験日とな
っています。
上記4校の2次試験は複数日の設定があります
ので、第2日程との重複を避けることも可能で
す。
そうは言っても、私立医学部の試験日程は立て
込んでいますので、第2日程との重複を避ける
ことは簡単ではありません。
やはり、私立医学部の受験を考えるなら大学
入学共通テストを第2日程で受験することは
難しそうです。
なお、私立医学部の1次試験だけを見ても
1月19日(火)の愛知医科大学から2月6日
(土)の埼玉医科大学、東京医科大学まで
19日間連続となります。
これに2次試験が絡んできますので、医学部
受験生の皆さんは入試日程を睨みながら、受
験校決定に大いに悩むと思います。