岩手医科大学医学部は、学校推薦型選抜(推薦
入試)と一般選抜(一般入試)で入試の変更を
行いました。
岩手医科大学医学部の学校推薦型選抜は、募集
人員15名の公募制と募集人員15名の岩手県出
身者枠の二つがあります。
試験内容は、いずれも同じで英語(100点)、数
学(100点)、理科2科目(2科目で150点)と
面接(100点)の450点満点で行われます。
これまで各40分で行われていた英語と数学が、
今年から2科目80分で行われることになりまし
た。昭和大学医学部一般選抜と同じように、英
語と数学が一つの試験時間の中で行われること
になりました。
昭和大学医学部の一般選抜でも同じなのですが、
岩手医科大学医学部の学校推薦型選抜を受験す
るのであれば、「英語から解くか、数学から解く
か」を決めておく必要があります。
また、試験時間の80分をどう使うかも考えて
おく必要があります。その際には見直しの時間
をどうするかも重要です。事前に自分の作戦を
考えて岩手医科大学医学部の入試に臨んでくだ
さい。
ところで、岩手医科大学医学部学校推薦型選抜
の配点は450点満点のうち、面接に100点の
配点があります。数学も英語も各100点、理科
は1科目75点ですから面接の比重の大きさが
分かります。
化学や物理、生物より面接の方が、配点が大き
くなっています。
さらに合否判定方法に「但し、面接において大
学が設定する基準に満たない場合は、成績順に
よらず不合格と判定します」と書かれています。
学力試験の成績がトップであっても、面接で岩
手医科大学が「これでは・・・」と思う受験生
であれば合格させない、ということです。
岩手医科大学医学部に限らず、医学部入試では
これが当たり前だと思ってください。
学力試験の準備を頑張るだけでなく、面接も手
を抜くことの無いようにしてください。
なお、岩手医科大学医学部では、学校推薦型選
抜だけでなく、一般選抜でも英語と数学を一つ
の試験時間(120分)で行うこととしました。