医学部入試

大切なのは、今の自分ではなく試験日の自分

夏休みが終わり、「夏」の成果に期待をしている
受験生も多いと思います。しかし、成果が目に
見える形で出るとは限りません。

高校の定期試験や模擬試験などで、「夏」の成果
を感じられればいいのですが、そうでなければ
「あんなに頑張ったのに」と気持ちが萎えてし
まうかもしれません。

そこから「頑張っても全然伸びないのであれば、
これ以上頑張っても無理なんだ」と考えてしまう
受験生もいるようです。

たくさんの医学部受験生、歯学部受験生を見て
きて思うのは「伸びる時期は人によって違う」
です。

これは、高校や塾・予備校の先生も同じように
感じていると思います。

壺に水を注ぐところを想像してください。壺の
中にどれくらい水が入ったか分からないと「ち
ゃんと入っているのか?」と不安に思うかもし
れません。「おかしいな。たっぷり水は入ったは
ずなのに」と思うかもしれません。

そんな時、壺から水があふれて初めて「ちゃんと
水は入っていたんだ」と分かります。

勉強も「頑張ってやっているのに伸びない」と感
じることがありますが、壺の水のように、成果が
目に見えるまで学力が積み上がっていることは、
分からないものです。

成果が目に見えなくとも、学力はじわじわ着実に
積み上げっているはずです。ただ、成果が目に見
える時期は人によって異なります。一緒に勉強を
している友人が「伸びた」と目に見えたからと言
って自分も同じように目に見えるとは限りません。

大切なのは「今の自分」ではなく「試験日の自分」
です。試験日までには伸びが見えることを信じて
着々と勉強を進めてください。少しずつであっても
着実に学力は積み上がっています。焦りは禁物です。

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