一昨日、昨日に続き朝日新聞EduAの「2021年度
大学入試はこうなる」からです。
本日は、代々木ゼミナール教育事業推進本部長の
2021年度入試の見解です。
「高校の教員向けの研究会や大学の説明会が少な
く、高校の先生は情報が無い上に、休校が続いた
ので、高校は進路指導が出来ていません」
「医療系は復活するのではないかと思います。一
部で医療崩壊や医療従事者への中傷がありました
が、医療系を目指す人は生半可なことではいけな
いと覚悟しているはずです」
「気になるのは、今春、大学に入学した地方出身
の学生が再受験するのではないかということです。
地方の高校に『調査書が必要です』『調査書はい
つごろもらえますか?』などと問い合わせている
ようです。」
「せっかく東京の大学に受かったのに大学生活を
楽しむことが出来ない。それなら仮面浪人したと
考えて、大学を受け直す動きも出てくるのではな
いかと思います」
代々木ゼミナールは、新型コロナウイルス禍で大
学のオンライン授業が続く中、再受験生が増えそ
うだと感じているようです。
医学部は、他の学部に比べて再受験生の多い学部
ですが、今年はさらに増えるかもしれません。
例えば、医学部を目指して頑張ったものの結果が
出ず、歯学部などに進学した人が大学にも行けな
い状況で、医学部再受験を考えることはあり得る
と思います。