センター試験や大学入学共通テストを所管する、
大学入試センターが、大学入学共通テストの出
願状況を発表しました。
大学入学共通テストの出願終了後10月14日
(水)現在の出願状況は出願総数、535,244人
でした。前年のセンター試験の出願総数に比べ、
22,455人の減少です。
現浪別の内訳を見ると、高等学校等卒業見込み
者(現役生)は、449,789人で前年のセンター
試験に比べ、2,446人少なくなりました。
高等学校卒業者等(浪人生等)は、85,455人で
前年を20,009人下回りました。
先日の「出願最終日の状況」でもお伝えいたし
ましたが、浪人生の減少が目立ちます。医学部
以外の学部は浪人生が大きく減っていると思わ
れますが、医学部は他学部に比べもともと「浪
人しても医学部」という志向が強いので、他学
部ほどの浪人生の減少は無いように思います。
出願受付処理終了者は、531,118人ですが、
そのうちいわゆる「第1日程」での受験者は、
447,673人、「第2日程」の受験者は、789人
でした。
大学入学共通テスト出願者のうち、「第2日程」
での受験者は、わずか0.1%でした。「第2
日程」での受験者がこれほど少ないとは、驚き
ました。高校が「第1日程」での受験を強く勧
めたのだと思います。
試験会場設営がありますので、文部科学省は7
月に全国の高校に「第1日程」と「第2日程」
の日程別意向調査を行いました。その際は「第
2日程」希望者が3万人ほどいる、とされまし
たが、実際の「第2日程」希望者は千人にも満
たない数字でした。