女性であることを理由に合否判定で不適切な
扱いを受けた、として聖マリアンナ医科大学を
受験した女性4人が、聖マリアンナ医科大学を
提訴しました。
文部科学省は、過去の医学部入試で10大学に
対して、年齢や性別を基に不適切な取り扱いが
あったと指摘しましたが、聖マリアンナ医科大
学は、「不適切な取り扱いは無かった」として
いました。
これに対して文部科学省は、今年の9月に統計
学の専門家による、過去の聖マリアンナ医科大
学の入試を分析した結果から「不適切な取り扱
いがあったと認めざるを得ない」と聖マリアン
ナ医科大学に通告しました。
時を合わせるように、受験者4人が「入試で差
別的な扱いを受け精神的苦痛を受けた」として
慰謝料などを求めて提訴に踏み切りました。裁
判はこれからですが、このことが医学部受験生
にどういった影響を与えるでしょうか?
少なくとも、聖マリアンナ医科大学の指定校推
薦入試を受験予定の受験生への影響は軽微だと
思います。公募推薦入試も同じではないかと思
います。
ただし、一般入試(一般選抜)での影響は現状
では、何とも言えないと感じています。私の勝
手な想像でお話するわけにもいきません。もう
少し医学部受験生の皆さんの話を聞かないと、
どの程度の影響があるのか判断出来ないと考え
ています。