センター試験に代わる大学入学共通テストに、
新しい教科「情報」を加える検討案が、まと
まったことが分かりました。
大学入学共通テストを所管する大学入試セ
ンターは、2025年以降の大学入学共通
テストについて有識者や文部科学省と議論
を重ねて来ていましたが、出題教科・科目
について、現在の6教科30科目から7教
科21科目に再編する検討案をまとめた、
とのことです。
大学入学共通テストの現在の出題教科は、
国語、地理歴史、公民、数学、理科、外国語
の6教科です。この6教科が、例えば数学が
「数学Ⅰ・A」「数学Ⅱ・B」などの科目に分
かれているように、6教科がさらに30科目
に分かれています。
ここに、プログラミングや情報通信ネットワ
ークを学ぶ新しい教科「情報」を加える、と
しています。「情報」の試験には、パソコンや
タブレットの活用も考えられているようですが、
当面は、他の教科と同じようにマークシート式
となるようです。
新しい教科「情報」を加えるだけでなく、その
他の6教科の科目についても2025年以降の
再編を考えているようです。
大学入試が、時代に合わせて変化していくのは
いいとしても、実際に受験をする受験生の混乱
を出来る限り無くす努力も必要でしょう。
医学部受験生の中には、多浪生や再受験生もい
ます。歯学部受験生も、医学部ほどではないに
しても多浪生、再受験生がいます。医学部入試、
歯学部入試に立ち向かう、こういった受験生へ
の配慮も忘れないで欲しいと思います。