近畿大学が、医学部と近畿大学病院を現在の
大阪府狭山市から大阪府堺市に移転する計画を
発表しました。

２０２４年春頃の移転を目指して計画を進め
ています。これは近畿大学創立１００周年記念
事業、医学部開設５０周年事業の一環とのこと
です。具体的には、堺市の泉北高速鉄道泉が丘
駅前に移転の予定です。

「新病院への移転を契機に近畿大学における医
療事業全体の社会性・効率性と安定的経営基盤
を確立し最先端高度医療の継続的提供とハイレ
ベルな研究体制を構築・堅持することを目的と
しています」としています。

新病院は地下１階、地上１０階建てで、34科
８００床を備える予定です。２０２４年開院
であれば、来年４月の医学部新入学生の臨床
実習は最新の医療機器を備えた新病院で行わ
れることになります。

新病院は、南大阪の基幹病院、救急災害拠点
として地域医療での貢献を目指しています。

この移転計画に、現在の医学部受験生が大き
く反応することは無いかもしれませんが、計
画が具体的に、目に見えるようになると近畿
大学医学部の人気は、じわじわと高まって行
きそうです。

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