メルリックスの生徒達には、第3回全統記述模試
の結果が今日、返却されました。模試が返ってき
た時に必ずやってもらいたいことがあります。
記述式の模試の場合、採点された答案をしっかり
見てください。自分の解答がどう採点されている
のか、思わぬ減点がないか、そしてつまらないミ
スをしていないかを確認してください。
模試の採点者は、相当に親切だと思ってください。
雑な採点では、受験生が受けてくれなくなります。
多くの受験生に受けてもらうためにも丁寧な採点
が行われています。
一方で、大学入試の採点は答案を返却しませんし、
短い時間で大量の答案を採点しなければなりませ
んので、模試と同じくらい丁寧な採点が行われて
いるかは分かりません。模試では部分点がもらえ
たとしても、実際の医学部入試、歯学部入試で同
じように部分点がもらえるかは分かりません。
字が薄い、字が汚いなどで答案が読みにくければ、
点にならないかもしれません。
ですから、模試の答案が返ってきたら必ず採点済
みの答案をじっくり見ることが大切です。
万が一、減点されていたら、なぜ減点されたのか、
どう書けば減点されなかったのかを考えて本番の
医学部入試、歯学部入試に生かしてください。
受験生の皆さんは、「偏差値」や「合格可能性判
定」が気になると思います。もちろん、それら
が気になるのは分かりますが、そこだけで終わ
らせないようにしてください。
模試は、あくまで本番入試のために受けるもの
です。返ってきた答案を本番入試に生かすこと
を考えてください。
ちなみに、私は合格可能性判定を気にすること
はありません。今年、東京慈恵会医科大学に進
学した去年の生徒は、慈恵の判定はD判定を
一度取っただけで後はすべてE判定でした。
一方で毎回A判定だった別の医学部は合格出来
ませんでした。私は、合格可能性判定は、そん
なものだと思っています。