朝日新聞の教育情報サイト、朝日新聞EduAに
予備校に聞く入試直前情報の記事が掲載されて
います。

河合塾の教育情報部長が、朝日新聞のインタ
ビューに答えています。

８月から１０月、１１月の模試の志望動向では、
大きな変化は無いとのことです。やはり、大学
入学共通テストに対する不安を受験生全般が持
っているようで、地元志向・資格志向・安全志
向が強まっている、とのことです。

国公立大学全体では、大学入学共通テストの負
担感から、河合塾は志願者減を予想しています。
「志望校に国公立大学を書かない人が増えてい
ます」と話しています。

資格志向と言っても、具体的には社会福祉、教
員養成志望者が増えているようです。現役生に
限ると、国公立大学では医学部、歯学部、薬学
部ともに志望者は増えている、とのことで特に
薬学部の志望者増が目立つようです。

私立大学に目を移すと、河合塾の全統模試の志
望動向では私立医学部、歯学部は国公立医学部、
歯学部のようには増えていない、と話していま
す。

大学入試全体として「入試を大きく変える大学
が志望者を減らしている」と分析しています。
これは、「他大学と併願がしづらいことから、
敬遠されています」と話していますが、私立医
学部、歯学部で併願が難しくなるような、劇的
な入試変更を行う大学はありませんので、私立
医学部、歯学部入試には当てはまらないと思い
ます。

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