大学入学共通テストや私立医学部一般選抜まで
1か月ほどになりました。受験生の皆さんは、
やりたいことが多くて困っているのではないで
しょうか?
この時期になると毎年、多くなるのが「志望校
対策はどうすればいいですか?」「過去問は何
年分やればいいですか?」という質問です。
国公立医学部は前後期で、最大2校しか受験出
来ませんが私立医学部は、受験校が多くなりま
す。少なくとも5校は受けるでしょう。10校
を受験することも珍しくはありません。
受験校、すべての対策をやろうと思えば時間が
いくらあっても足りません。10校の過去問を
1年ずつ解いたとしても、1日1校で10日掛
かるでしょう。
「過去問だけをやっていればいい」というもの
ではありません。これまでの復習こそがこの時
期に大切なことです。これまでやったことを本
当に自分の物にすることが重要です。過去問で
は、これは出来ません。
過去問は、その大学では二度と出ない問題の集
まりです。
志望校対策として全ての受験校の過去問を解く
ことはお勧めしません。メリハリをつけること
が必要です。
まず第一志望校、次に合格の可能性が最も高い
と思う受験校。この2校を優先して過去問を解
くといいと思います。3年分で十分だと思いま
す。
この時に考えなければならないことは「試験
時間内に解き終われるのか」「独特の出題形式
は無いか」「自分は、どういう順番で解いて行
くといいのか」といったことです。
実際に受験するときの作戦を考えるために、
過去問を解きます。残された時間は限られて
いますので効率のいい志望校対策が求められ
ます。
その他の受験校は「やれればやる」でいいと
思います。特に浪人生は、受験したことがあ
れば、その大学の特徴は分かると思います。
予備校でも、大学別の対策講座をやるところ
がありますので、それを利用するのもいいと
思います。プロが志望校のポイントを教えて
くれるので効率的だと思います。
メルリックス学院の渋谷本校でも医学部の大
学別対策講座を行います。
今週の土曜日から帝京大学医学部の4日間講
座が始まります。この他、2日間講座で杏林
大学医学部、国際医療福祉大学医学部、北里
大学医学部、埼玉医科大学、東京女子医科大
学、日本医科大学、昭和大学医学部、日本大
学医学部、東海大学医学部、東京医科大学、
獨協医科大学、東邦大学医学部、聖マリアン
ナ医科大学、そして帝京大学医学部の2日間
完成一般選抜対策講座を行います。
今年はコロナ禍もありますので、オンライン
での受講、録画視聴での受講も可能です。
詳しい日程等は、メルリックス学院のサイト
または、お電話でお問合せください。
電話 03-5428-2141