医学部入試

東海大学医学部は偏差値で合否判定

明日、明後日と東海大学医学部一般選抜の1次
試験が行われます。1次試験日は2日あり、ど
ちらかⅠ日でも、2日ともでも構いません。

東海大学医学部一般選抜の志願者数は、募集人
員60名に対し、2日間合計で3286名でした。
前年の志願者に比べ、373名の減少です。

実は、私は東海大学医学部の志願者数は増加
するのではないかと考えていました。1次試験
の2日目で、試験日が重複する医学部は、昨年
は杏林大学でしたが、今年は順天堂大学になり
ました。

東海大学医学部と杏林大学医学部の受験者層
は重なるのに対して、順天堂大学とはそれほ
ど重ならないだろうと考えていました。試験
日が重なる大学が杏林大学から順天堂大学に
変わったことで、志願者は増えるのではない
かと思っていましたが、そうはなりませんで
した。考えが甘かったようです。

さて、東海大学医学部の入試は、1次試験が
2日間あることに加えて、理科は1科目選択
になります。

1日目と2日目とで有利・不利が出ないよう
に、理科の選択科目で有利・不利が出ないよ
うに、素点ではなく偏差値に換算して合否判
定を行います。

よく「東海医学部の生物は難しいから化学に
する」というようなことを言う受験生がいま
す。素点での合否判定であれば、そうでしょ
うが、東海大学医学部の合否判定は素点では
ありません。

以前、東海大学医学部入試で物理が易しい
年がありました。物理で高得点を取っても、
皆が高得点でしたので偏差値に直すと、高い
偏差値にはなりませんでした。

東海大学医学部の理科の選択は、偏差値換算
することを忘れないようにしてください。

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