医学部入試

大学入学共通テストは、新型コロナウイルス
感染症の拡大に伴う高校の「学習の遅れ」に
対応するために、現役生に限って第2日程で
の受験を認めていました。

本来の日程である第1日程と、学習の遅れに対
応した2週間後の第2日程のどちらかを選べる
ようにしていました。

その第2日程が1月30日、31日に行われまし
た。第2日程の平均点の中間集計が独立行政法
人大学入試センターから本日、発表されました。

第2日程の平均点は国語、数学、英語の主要
3教科で、いずれも第1日程に比べ低くなり
ました。

特に数学の差が大きく、数学Ⅰ・Aでは第1日
程の平均点の方が24.15点高く、数学Ⅱ・Bで
も第1日程の平均点の方が30.56点高くなって
います。

問題の難易度もあるでしょうが、それ以上に
受験者の質が大きく影響していると思われま
す。

なお、国語は第1日程の方が12.77点高く、
英語のリーディングは第1日程の方が8.95点
高く、英語のリスニングでは第1日程の平均
点の方が5.91点高くなっています。

国語、数学、英語の平均点の差を合計すると
82.34点と大きな差になります。なお、河合
塾では、第2日程の問題に対する講評を公式
サイトに掲載しています。

また、医学部や歯学部などの国公立大学の出
願状況についても掲載しています。国公立大
学医学部、歯学部志望者は参考にするといい
でしょう。

第1日程では、理科②と公民で得点調整があ
りましたが、第2日程では得点調整は無い見
込みです。

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