2月14日（日）に２次試験を行った関西医科
大学医学部一般選抜前期試験の2次試験合格
者の発表がありました。

2021年度一般選抜前期の正規合格者は110名
で、前年の一般前期の正規合格者149名に比べ、
39名少ない正規合格者でした。また、同時に発
表された補欠者は163名で、昨年の補欠者197
名に比べ34名少ない補欠者でした。

関西医科大学医学部では、学校推薦型選抜（推
薦入試）と特色入試の募集人員を増やした影響
で、一般選抜前期の募集人員は前年の約72名
から55名に、17名減っています。

また、募集人員10名で新設された学校推薦型
選抜一般枠は、学校推薦型選抜では珍しい専願
制ではない医学部入試です。専願制でないとい
うことは、入学辞退が出来るということです。
入学辞退者が多ければ、基本的に一般選抜で
補充することになります。

関西医科大学が、この両方の要素をどう考え一
般選抜前期の合格者数を決めるのか注目されて
いました。

昨年の一般前期の正規合格者は、募集人員約
72名のほぼ2倍の149名でしたが、今年の
正規合格者も募集人員55名の2倍の110名
でした。

ここまでは前年を踏襲したように見えますが、
問題はここからです。

学校推薦型選抜一般枠の入学辞退は3月31
日までです。関西医科大学では、一般選抜
後期も実施しますが、推薦一般枠の辞退者
に関する調整は主に、一般前期で行うと思
われます。辞退者数が一般選抜前期の繰り
上げ合格者数に影響すると思われます。

今後も、関西医科大学医学部から目が離せ
ません。

なお、私立医学部の繰り上げ合格情報は、
メルリックス学院公式サイトで鈴村学院長
が直接担当する「医歯学部受験　最新入試
情報」でお伝えしています。

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