医学部入試

明日から国公立医学部2次試験

明日、2月25日(木)から国公立大学医学部の
2次試験(個別学力試験)が始まります。今年度
の国公立大学医学部の志願者は微減となりそう
です。

文部科学省からは、最終の確定志願者数が出てい
ませんが、各大学が公表している医学部医学科の
志願者を河合塾がまとめています。途中経過まで
で、確定志願者数を公表していない大学もありま
すが、国公立大学医学部前期日程の志願者数は微
減と考えてよさそうです。

ただ、国公立大学全体の志願者数も減少していて、
医学部医学科だけが減少しているわけではありま
せん。また、減少率も他学部と同じ程度の減少率
となっています。

国公立大学医学部の人気は根強いものを感じます。

2021年度の国公立大学医学部医学科の募集人員で
すが、前期日程は16名増の3597名、後期日程は
46名減の408名となっています。

国公立医学部の学校推薦型選抜(推薦入試)は
16名増、総合型選抜(AO入試)は15名増、と
国公立医学部でも学校推薦型選抜や総合型選抜
の募集人員が増えています。

一方、国公立大学医学部後期日程を実施する大
学は年々減少しており、後期日程の募集人員は
減少を続けています。

国公立大学医学部前期全体としては志願者微減
ですが、大学によってはかなり志願が増加した
大学もあります。

四国の香川大学、愛媛大学、徳島大学は揃って
医学部医学科の志願者が増えています。この他
に、信州大学、三重大学、長崎大学の志願者増
が目に付きます。

志願者減で目立つのは九州の大分大学、鹿児島
大学。その他には弘前大学が挙げられます。

国公立大学医学部の2次試験の試験日程は、
基本的に2日間です。受験生の皆さんは仮に、
1日目の出来が思わしくなくても、2日目に
引きずらないようにしてください。

自分が「難しい、解けない」と感じれば、
それは自分だけではなく、他の受験生も同じ
ように「難しい、解けない」と感じています。

最後の試験が終わるまで、目の前の問題や面
接に集中してください。

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