医学部入試も歯学部入試も、志望校合格のため
には、面接を避けて通るわけには行きません。
一方で、面接を軽く考えている医学部受験生、
歯学部受験生も目に付きます。
「点数さえ取れば、それでいいんだろう」そう
考えている受験生も少なくないように思います。
「面接の準備と言われても、何をやったらいい
のか、よく分からない」こういう受験生もいる
でしょう。
医学部の面接、歯学部の面接の準備にそれほど
多くの時間を掛ける必要はありませんが、全く
やらないわけにも行きません。
一昨日、メルリックス学院では「はじめての面
接対策講座」を行いました。
面接には個人面接、グループ面接、グループ討
論、そしてMMIがあることなど、面接の基本
的な話から始まって、注意点なども示されまし
た。
この講座を担当した鈴村学院長と杉本教務部長
は、ともに企業の人事部に在籍していたことが
あり、二人とも採用面接に関わっていました。
企業の採用面接の、面接を行う側(選ぶ側)に
いた二人だからこそ、「企業の採用面接と医学部
・歯学部の面接は違う」ということがよく分か
っています。
講座の中で、そのことを強調していたことが印
象的でした。
多くの医学部受験生、歯学部受験生の面接
指導をしていると、そこを分かっていないと
感じることが少なくありません。
企業と医学部・歯学部では、面接の意図が全
く違います。
「普段、行っている予備校で面接の練習は、
しています」という方もいらっしゃるのです
が、私からすると「その予備校、医学部・歯
学部の面接を、分かってるのかな?」と感じ
ることが多くあります。
医学部・歯学部の方と何度もお会いして、本
音を聞き出さないと、まともな面接指導は出
来ないと考えています。
面接を難しく考える必要はありませんが、正
しい面接対策を心掛けてください。