今日は、メルリックス学院渋谷本校と名古屋校
で、これからの授業の進め方などを伝える、開
講オリエンテーションを行いました。大阪校は、
明日の10時からになります。

新型コロナウイルス感染症の拡大が「第4波」
と言われるような中での開講オリエンテーショ
ンですので、参加者は生徒と主任講師、そして
スタッフのみとしました。

席の間隔も十分にとっての開催でした。
もちろん、検温とアルコール消毒も行いました。

私が出席した渋谷本校の開講オリエンテーショ
ンでは、各科目の主任講師からそれぞれ、授業
の進め方、テキストの使い方、毎日のチェック
テストの受け方などの話がありました。

例えば英語の主任講師からは、最近の私立医学
部の英語の傾向や、それに対応するために必要
な事などの話がありました。

各科目の主任講師の話の中から、数学の主任講
師の話をご紹介いたします。

まず「私立医学部の数学は問題量に比べて圧倒
的に試験時間が短い。これに対応し合格点を取
るためには、『覚えること』が欠かせない」と
の話がありました。

22年前のメルリックス学院開校以来、生徒達か
らは数学の神様のように思われている先生の言
葉です。

今日は、おっしゃいませんでしたが「君たち
は数学者を目指しているわけではない。今は、
医学部入試の数学で合格点を取ることが目標
だ」と話すこともよくあります。

そのための具体的な勉強方法として二つ挙げ
てくれました。

一つ目は「書いて勉強する」ということです。

書くことで、どこまで出来てどこから出来な
いのかが分かる。手が出ない問題でも、問題
文の式を書いてみる。グラフを書いてみる。
こうすることで見えてくるものがあるかもし
れない。といったことを話されました。

もう一点、「繰り返すこと」を強調されました。

テキストの例題は、少なくとも3回はやって
欲しい。何回も同じ問題を解くことで解法が
自分の中に入る。覚えた解法を、試験の時に
スムーズに取り出せなければならない。その
ために「繰り返す」のだ。といったことを話
されました。

私立医学部受験生を見ていると、国公立医学
部の数学を解くための勉強としては適してい
ても、私立医学部の数学を解くための勉強と
しては適切とは思えない勉強をやっている
受験生を多く見掛けます。

私立医学部入試の試験当日、数学の問題に
向き合ったときに、自分はどうなっていれば
いいのかを考えた勉強を進めてください。

数学だけをやっていればいい、というわけ
ではありません。有効な時間の使い方も
合わせて考えてください。

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