医学部入試

昨日、一昨日と医学部・歯学部の受験を考える時、
どういう順番で考えていけばいいのかを、お伝え
いたしました。

今日は、一般選抜(一般入試)の前に学校推薦型
選抜(推薦入試)、総合型選抜(AO入試)の受験
を考える時に、まず最初に見なければならないこ
と、次に見なければならないことをお伝えいたし
ます。

医学部や歯学部の推薦、AOを考える時に最初に
見なければならないことは「受験資格」です。
「自分は受験出来るのか」、の確認です。
医学部や歯学部の学校推薦型選抜では1浪まで、
や評定平均値4.0以上、のような受験資格の制限
があります。総合型選抜(AO入試)であっても、
受験資格の制限がある場合が少なくありませんの
で、確認が必要です。

推薦・AOの受験を検討するときは、自分が受験
資格を満たしているかを確認することから始まり
ます。

受験資格を満たしていれば、次に「試験内容」を
確認します。

一口に、学校推薦型選抜(推薦入試)と言っても、
その試験内容は様々です。

例えば近畿大学医学部推薦入試や東京歯科大学推
薦入試のように、一般入試と同じように学力試験
を行う大学もあります。ただし、試験科目は一般
入試と異なることが多いので、必ず確認してくだ
さい。

一方、東京女子医科大学推薦入試や日本大学
歯学部推薦入試のように、通常の学力試験とは
異なる、適性試験などを行う大学もあります。

学力勝負で行くのか、学力勝負は避けるのか、
この点を考えてください。

推薦入試では医学部も歯学部も過去問が公表
されていない大学が多いので、分からなけれ
ば詳しい予備校に頼るのもいいでしょう。

総合型選抜(AO入試)も同様です。試験内
容は大学によって様々ですから、自分に合っ
た試験内容かを確認してください。

東邦大学医学部総合型選抜の「適性試験」
「基礎学力」や東海大学医学部の「オブザ
ベーション評価」、明海大学歯学部の「理解力
テスト」など、特に総合型選抜の試験内容は
分かりにくいので、オープンキャンパスを
利用するなどして試験内容を把握してくださ
い。

試験内容が分からなければ準備の仕様もあり
ませんので、これも詳しい予備校に頼るのも
「あり」でしょう。

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