昨日は、医学部や歯学部の総合型選抜は学力に自信
が持てない受験生も合格の可能性があることをお伝
え致しました。
医学部の総合型選抜(AO入試)は国公立医学部、
私立医学部どちらにもありますが本日は、その中で
東海大学医学部の総合型選抜(AO入試)「希望の
星育成」についてお伝えいたします。
今年の入試から「希望の星育成」の募集人員は、
5名増えて10名になります。東海大学医学部とし
ても、一般選抜(一般入試)では取れない、多様
な人材をこれまで以上に入学させたい、と考えて
の募集人員増だと思います。
募集人員10名の医学部総合型選抜ですから、チャ
レンジのし甲斐があります。
「希望の星育成」の試験内容は、1次試験が小論文、
個人面接、オブザベーション評価となります。2次試
験は、大学入学共通テストで「共通テスト利用入試」
とも言えます。
2次試験の共通テストですが、昨年までは「得点率
80%以上」が最終合格の条件とされ入試要項にも
書かれていました。
それが、今年の入試概要には「80%以上」という
条件が無くなりました。「柔軟に考える」という
ことだと思います。
募集人員が5名増え、さらに共通テストの得点の
条件が無くなりましたので、医学部受験生の皆さん
にとって検討に値すると思います。
実は「検討に値する」と考える理由が、もう一つ
あります。
それは「併願可」と言う点です。一般的に医学部
の学校推薦型選抜(推薦入試)や総合型選抜は、
「合格した場合は必ず入学する」という条件が付
いた「専願」です。
しかし、東海大学医学部の総合型選抜「希望の星
育成」は、合格しても入学辞退が出来る「併願可」
です。一般選抜の前に医学部進学を決めておいて、
落ち着いて一般選抜に臨むことが出来ます。
これらのことから医学部受験生の皆さんにとって、
東海大学医学部の総合型選抜「希望の星育成」は
検討に値すると考えています。