模擬試験について2回に渡ってお伝えして来ました。
本日は「模試を受けるなら、ここを忘れるな」です。
これを忘れると、せっかくの模試も効果半減です。

「模擬試験を受ける意味を理解して受験しました」
と胸を張るのはいいのですが、忘れてならないのは
「模試を受けたら、なるべく早く自己採点をして見
直す」です。

見直す際にも注意点があります。これもお伝えしま
す。

模試を受けたら受けっぱなしにしてしまうと、せっ
かく受けた模試の効果が半減してしまいます。

解答を見ながら、〇つけをやります。自分では出来
たつもりの問題が間違っていることもあります。
悔しい思いをすればするほど、次に生かせるでしょ
う。模試を受けてから時間が経ってしまうと、気持
ちも薄くなってしまうでしょう。なるべく早く自己
採点をしてください。

見直す時の注意点として「志望校に合格するために
は、どの問題が出来る必要があるか」を考えること
です。

模試で出題された全ての問題が解けるようになれば
いいのですが医学部入試、歯学部入試で合格するた
めには、満点は必要ではありません。

どの問題が解けるようにならなければならない問題
なのか、を考えながらの見直しをしてください。

更に、入試が迫った時期に模試を見直すことは効果的
ですから、入試前に見直すべき問題には印をつけてお
いてください。

入試が迫れば、時間に余裕があるわけではありま
せん。その時に効率的かつ効果的な勉強を進める
ために、直前で見直しておきたい問題には印を
付けておいてください。

模試の問題、全てが解けるようにならなくてもいい
としましたが、国公立医学部・歯学部を志望する
受験生は、共通テスト模試は全問解けるようにする
ことを考えていいでしょう。

国公立医学部入試・歯学部入試では共通テストで
少しでも高い得点を狙いたいところですから、気持
ちとしては、模試も満点狙いでいいと思います。

私立医学部・歯学部の共通テスト利用入試で、本気
で合格を狙うのなら国公立医学部・歯学部組と同じ
気持ちでいいでしょう。

＊オンライン個別について詳しくはこちらから＊