栃木県にある獨協医科大学医学部は、指定校制の
推薦入試の他に、公募制の推薦入試を実施してい
ます。この受験資格に変更がありました。
獨協医科大学医学部の公募制の学校推薦型選抜は、
「地域特別枠」となっていて、卒業後は栃木県、
群馬県、茨城県、埼玉県、福島県のいずれかで医師
として医療に従事する意思を持っていることが出願
条件となっています。
さらに、上記5県の高校在籍者または、本人か保
護者が上記5県に居住していることも出願条件と
してありました。
これまでは栃木、群馬、茨城、埼玉、福島の現役生
しか受験することが出来ませんでした。
そこに、今年から「東京都」が加わりました。東京
都内の高校に在籍する医学部志望の現役生、本人ま
たは保護者が、東京都に在住する医学部志望の現役
生に、新たに受験資格が与えられました。
この情報を知っている東京の医学部志望の高校生は、
ほとんどいないと思われます。そうであれば、チャ
ンスだと思います。
募集人員は10名。評定平均は4.0以上。
試験科目は英語、数学、小論文と面接(MMI)です。
理科は出題されませんので、理科に自信が持てない
医学部受験生も受けやすいでしょう。
昨年の獨協医科大学公募推薦には37名が出願し10名
が合格しています。倍率は3.7倍でした。
昨年度の獨協医科大学一般入試では、繰り上げ合格
まで含めた実質倍率は13.4倍でしたから倍率3.7倍
の「推薦」のチャンスの大きさが分かります。