新型コロナウイルス感染症の第5波と言われる状況
もピークを過ぎたかもしれません。まだ、再拡大の
恐れがなくなったわけではありませんので、受験生
の皆さんは、気を緩めないでください。
今年の1月には、新型コロナウイルスの新規感染者
が急拡大しました。来年の1月からの受験期に、そ
うならないことを祈りますが、誰も断定的なことは
言えません。
医学部受験生、歯学部受験生の皆さんは常日頃、感
染対策に気を配っていると思いますが、「いつ、どこ
で、どうやって感染したか分からない」と話す感染
者は少なくありません。けして感染対策の手を緩め
ないでください。
文部科学省の調査で、新型コロナウイルスに感染した
受験生への対応として全国767の大学のうちの96%
の大学が、来春入試で追試験や別日程での振替受験を
実施することが分かった、との報道がありました。
国立大学81校、公立大学91校、私立大学595校
合計767校のうち、737校が何らかの対応をする
ことを決めています。
ほぼ全ての大学で、「コロナ対応」として追試験や振
替受験を実施するとのことです。残る4%、30校の
大学でも「現状では、実施を決めていない」という
大学もあり、最終的には追試験、振替受験の実施大学
は、さらに増えると思われます。
各大学は、コロナ禍の中で頑張る受験生への配慮を
行うということです。医学部受験生、歯学部受験生
の皆さんにとっても悪い話ではありません。しかし、
コロナウイルスに感染しないことが何より大切です。
高校や予備校・塾への通学時、学校等での生活の中
での感染対策は忘れないでください。
なお、医学部・歯学部各大学の対応は、今後各大学
のホームページで発表されると思います。