昨日、「医学部・歯学部合格に勉強以上に大切なもの」と
いうタイトルのブログを書きました。まだ、お読みでない
方は、そちらも合わせてお読みください。
昨日のブログで全国1024校の高校の進路指導の先生が考える
「想定した以上に伸びた生徒の特徴」についてお伝えしました。
その第4位が「学習時間が長い」でした。
学習時間が長い、以上に高校の先生が感じている、伸びる生徒の
特徴上位3つのことを医学部受験生、歯学部受験生に当てはめると
「医学部・歯学部進学への強い気持ちを持ち、医学部・歯学部合格
に向け、今の自分に足りないものをしっかり把握し、医学部入試・
歯学部入試の試験当日までに何をどう進めるかをきちんと考えて勉
強を進める生徒」と言えると思います。
今日は、この続きです。
医学部・歯学部への強い気持ちはあると思います。次に必要なこと
は「医学部・歯学部合格に向け、今の自分に足りないものをしっか
り把握」することです。
多くの医学部受験生、歯学部受験生と話していて、この点が曖昧な
まま、ただガムシャラにやっている受験生が多いと感じます。例えば
数学で証明問題が出題されない大学を受験する人が証明問題を一生
懸命に解いている、などです。数学力を上げるためにやっているの
ではなく、問題集に載っているからやっている。という受験生が多い
ように思います。
ここをしっかりさせるためには「ゴールを知る」ことが大切です。
「ゴールを知る」とは、「入試当日、自分はどうなっていればいい
のか」を知ることです。答えを単純に言うと「合格点が取れるよう
になっている」です。証明問題が出題されないのであれば、証明問
題が解けるようになっている必要はありません。
そのことを意識した勉強を進めてください。