来年1月の共通テストの出願受付が先週の月曜日
から始まりました。大学入試センターが共通テス
ト出願初日の状況を発表しました。
それによると、出願初日の9月27日(月)17時
時点での出願者は8,222人で、前年の出願初日に
比べ1,603人の減少となっています。
前年の共通テスト出願初日の出願者は、9,825人
でしたので1,603人減、16.3%の大幅減少となり
ました。
ただ、あくまで出願初日の状況ですから最終的な
出願者数がどうなるかは分かりません。
現浪別で出願状況を見ると、現役生(高等学校
卒業見込み者)は6,868人で、前年初日の出願者
8,750人より1,882人少なく、21.5%もの大きな
減少でした。高校3年生の数自体が減っている
影響もあると考えられます。
浪人生や再受験生(高等学校卒業者等)の出願初
日の出願者は、前年の出願者1,075人を279人上
回る1,354人で、25.6%増でした。
前年比だけを見ると、全体ではバランスが取れて
いるようにも見えますが、浪人生に比べ現役生の
人数の方がかなり多いので、最終的な出願者数は
現役生の出願者数に大きく左右されます。
なお、共通テストの出願は10月7日、今週の木
曜日までです。
国公立医学部・歯学部志望者は全員が共通テスト
に出願しますが、一部の私立医学部・歯学部志望
者も共通テストに出願します。
私立、国公立に限らず医学部受験生、歯学部受験
生にとっても共通テストの最終的な志願者数は気
になるところでしょう。