昨日は共通テストの志願者が約5千人減少となった
ことをお伝えいたしました。医学部入試、歯学部入
試にも共通テスト利用入試があります。

昨日は医学部受験生、歯学部受験生が共通テスト利
用入試を考える際には「合否に使用する科目」に注
意するよう、お伝えいたしました。

そもそも医学部入試、歯学部入試における共通テス
ト利用は、積極的に考えるべきでしょうか？

私は、そうは思いません。

私立医学部受験生、私立歯学部受験生が共通テスト
利用入試を受験するとなると、共通テスト対策をや
らないわけには行きません。

私立医学部、私立歯学部の受験校対策を、やらなけ
ればならない時期に共通テスト対策もやることにな
なります。そうすると、どちらも中途半端で終わっ
てしまう可能性があります。

私立と国公立を併願する医学部受験生、歯学部受験
生は、いいとしても私立専願の医学部受験生、歯学
部受験生にはとっては「いくら時間があっても足り
ない」状況になりがちです。

私立医学部、私立歯学部の共通テスト利用入試の
募集人員は、せいぜい１０名程度です。募集人員が
5名かそれ以下の場合もあります。

また、共通テスト利用入試のボーダーラインは、医
学部で85％以上、歯学部で70％以上と考えていい
でしょう。これは、そう簡単な数字ではありません。

これらのことを考え合わせると私立医学部、私立
歯学部の共通テスト利用入試は。それほど積極的
に考えなくてもいいと思っています。

＊オンライン個別について詳しくはこちらから＊