医学部入試

河合塾の、1年最後の記述模試である第3回全統
記述模試の結果から私立医学部の志望動向を見て
みましょう。基本的に10月に実施される模試です。

第3回全統記述模試の合格可能性判定で、〇〇大学
医学部と私立医学部を記入した受験生は、32,381名
で前年を4,938名、18.5%上回りました。

過去3年の第3回全統記述模試では、私立医学部
志望者は減少を続けていましたが、昨年10月の
全統記述模試では前年を大きく上回りました。

第3回全統記述模試の、私立医学部志望者の学力
分布を見ると、偏差値60から62.4の層が最も多
くなっています。模試の偏差値を見ると、偏差値
60以上の学力上位層が厚くなっています。

ただ、これまでも何度もお伝えして来ましたが、
模試の偏差値が絶対的な指標とは言えません。
結局、「実際に試験で出題された問題が解けるか」
で合否が分かれます。文系も国公立志望者にも対
応する模試の問題と実際の私立医学部の問題は異
なります。

ただ、強敵の多い試験であることは間違いありま
せん。

大学によっては志願状況を随時発表している大学
もあります。現在、志望状況を公開しているのは、
杏林大学医学部、北里大学医学部、兵庫医科大学
の3校です。

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