医学部入試

昨日は私立医学部の志望動向をお伝え致しました。
本日は、各大学医学部の状況を見て行きましょう。
昨年に比べ、ボーダーライン偏差値が上がった医
学部もあります。

ボーダーライン偏差値が上がる要因として、募集
人員の減少が挙げられます。例えば、東京女子医
科大学の一般選抜の募集人員は前年の75名から
67名となって8名減少しました。

単純に言うと、昨年までは上位75番までに入れ
ば良かったのが上位67番までに入ることが必要
となりました。昨年なら合格出来ていた成績順位
68番目から75番目の受験生は合格出来ないこと
になりました。

あくまで、分かりやすくするために単純化した話
ですが、医学部受験生の皆さんは募集人員の変更
に注意してください。

東京女子医科大学の他にも、募集人員の大きな変
更があった大学があります。大阪医科薬科大学医
学部は、一般選抜前期の募集人員を5名減らしま
した。関西医科大学は、一般選抜後期の募集人員
を5名減としました。

河合塾は、これらの医学部のボーダーライン偏差
値を昨年と同じとしています。一方で、ボーダー
ライン偏差値が昨年に比べ上がった医学部が3校
あります。

岩手医科大学医学部の偏差値を前年の62.5から
65.0に変更しました。関西医科大学のボーダー
ライン偏差値は65.0から67.5に変更しました。
近畿大学医学部のボーダーライン偏差値も2.5
上げて65.0としています。

河合塾は、偏差値を2.5刻みで発表しています。
昨年とボーダーライン偏差値が変更になるという
ことは、偏差値が2.5以上変更されるということ
で、大きな変更になります。

私立医学部志望者の皆さんは、医学部入試の昨年
との違いに注意して下さい。

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