医学部受験生、歯学部受験生を含めて理系受験生に
とって落とせない教科、数学は数学ⅠA、数学ⅡB
ともに難化した、と考えて良さそうです。

各予備校、数学ⅠAと数学ⅡBそれぞれについて分
析しています。

まず数学ⅠAですが、河合塾は「難化」としていま
す。駿台・ベネッセが共同で運営するデータネット
も「難化」と分析しています。また代々木ゼミナー
ルは「やや難しくなった」としています。

いずれにしても、今年の共通テストの数学ⅠAは
昨年に比べて難しくなったと考えてよさそうです。

河合塾は「数学Ⅰは目新しい問題が多く、センター
試験を含めても過去問の演習だけでは対応できない
ようなものであった」としています。

駿台・ベネッセのデータネットは「昨年よりも共通
テストらしさが増している。分量が多く、試験時間
内に解き切ることは厳しい。昨年より誘導が減少し
ており、難しく感じられたであろう」と分析してい
ます。

「やや難しくなった」とした代々木ゼミナールは
「思考力、読解力、計算力が問われており、共通
テストらしい出題である」としています。

数学ⅡBですが河合塾は、まだ分析結果や難易度
を発表していません。駿台・ベネッセのデータネ
ットは今年の数学ⅡBについて「全体を通して幅
広い知識の活用が求められ、平均点が高かった昨
年と比べてやや難化」としています。

また、代々木ゼミナールは「分量が時間に対して
多め、昨年よりやや難化」としていて、代々木ゼ
ミナールも駿台・ベネッセ（データネット）も数
学ⅡBは「やや難化」としています。

ⅠAと合わせて数学は、難化と考えて良さそうです。
河合塾の、ⅡBの分析は公表されましたらお伝えい
たします。

なお理科は、まだ分析が出揃っていませんので出揃
いましたら改めてお伝え致します。

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