今日は共通テスト2日目ですが、「津波」の影響で
岩手県宮古市の岩手県立大学宮古短期大学部試験会
場での、共通テストは中止になりました。
この試験会場で受験予定の195人の受験生は、追
試験を受験することになります。
また、交通機関の遅れにより東京都や千葉県など
の8つの試験会場で試験時間が繰り下げられまし
た。
さて、共通テストで最も多くの受験生が受験する
のは、英語です。私立医学部の共通テスト利用入
試でも、英語の受験が必要ないのは日本医科大学
の「共通テスト国語併用試験」だけです。
私立歯学部の共通テスト利用入試も、英語が選択
科目になっているものもありますが、基本的には
英語は、ほとんどの受験生が受けるでしょう。
その共通テストの英語ですが河合塾、駿台・ベネ
ッセ、代々木ゼミナール、いずれもが問題の難易
度は「昨年並み」としています。
総語数は約6000語で、昨年の英語の語数より約
500語増えていますが、難易度としては「昨年並
み」と考えて良さそうです。
河合塾は「大学入試センターの作成方針に沿って
様々な形式の問題が出題された。またイギリス英
語の表現や綴りも本文中に見られた。」と分析して
います。
駿台予備学校とベネッセが共同で運営するデータ
ネットは「設問では記述内容の順序を問う問題や
プレゼンテーションの骨子を完成させる問題など
が出題され、昨年同様に多面的に情報を処理する
ことが求められた」としています。
代々木ゼミナールは、「全体として約500語増と
英文の語数は増えたものの必要な情報を見つけや
すい設問も多かった」と解説しています。
なお、英語リスニングの難易度については、河合
塾は「昨年並み」とし、駿台・ベネッセ(データ
ネット)と代々木ゼミナールは「やや易化」とし
ました。東進は、河合塾と同じ「昨年並み」とし
ています。
数学と理科についても、各予備校の分析が出揃い
次第、お伝えいたします。