医学部入試

昨年の第1回目の共通テストでは、生物の平均点と
化学の平均点に22.59点の差が出来、得点調整が行
われました。

これを受けての今年の共通テストになります。昨年
の共通テストでは、生物の平均点がかなり高くなり
ましたので、今年の共通テストでは生物の難化が
予想されていましたが、やはり難化したようです。

今年の共通テスト、生物について河合塾は「知識を
要する考察問題の割合が増加した」として「難化」
としました。駿台・ベネッセのデータネットも「昨
年以上に処理する情報が増え、統合して判断する
必要があり、昨年より難化」と分析しています。

代々木ゼミナールは「生物学的に重要なテーマが
出題され、読解力や考察力が総合的に試された」
として難易度は「難化」としました。

今年の共通テストの生物は3つの予備校全てが
「難化」としました。

化学ですが、河合塾と代々木ゼミナールは「昨年
並み」とし、駿台・ベネッセのデータネットは
「やや難化」としました。

物理については、河合塾と代々木ゼミナールは
「昨年並み」としましたが、駿台・ベネッセは
「やや易化」としました。

化学と物理については河合塾、代々木ゼミナー
ルと駿台・ベネッセで判断が分かれました。

具体的には、各予備校から予想平均点が発表さ
れますので改めて、予想平均点をお伝えいたし
ます。

医学部受験生、歯学部受験生の皆さんは、自己
採点をしていると思います。まずは、正確な自
己採点を心掛けて下さい。国公立医学部、歯学
部の受験校選定は、正確な自己採点が大前提で
す。

私立医学部、歯学部の共通テスト利用入試につ
いても、自分の合格可能性を知るために自己採
点は必要です。

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