明日の藤田医科大学医学部1次試験は、試験開始が
午前9時と早いので注意して下さい。志願者数は、
募集人員78名に対し1.746名でした。

藤田医科大学一般前期の前年志願者は1,841名でし
たので、志願者は95名、5.2％減となりました。志
願者が減ったとは言え、志願倍率は22.1倍です。他
の学部では見られない、非常に高い倍率です。

藤田医科大学は、「国公立医学部志望者を取り込みた
い」と考えているように感じます。例えば、総合型
選抜（AO入試）の「ふじた未来入試」は合格した
場合は必ず入学する、という条件のついた専願制の
医学部入試ですが、国公立医学部総合型選抜、学校
推薦型選抜、一般選抜前期に合格した場合に限って
入学辞退が認められています。

国公立医学部志望者でも受けやすい仕組みになって
います。私は、国公立医学部志望者を取り込みたい、
と考えてのことのように感じています

藤田医科大学医学部一般選抜の問題にも、そういっ
た傾向を感じます。

数学は試験時間100分と私立医学部にしては長めの
試験時間ですが、その分試験問題も難しく国公立医
学部のような難しさの問題も出題されます。

英語も、90分と長めの試験時間を取っており、かな
り難しい英訳問題も出題されています。

藤田医科大学の配点は英語200点、数学200点に対
し、理科は2科目で200点になっています。英数重
視の試験です。

それだけに、「問題が難しい英語と数学で、長めの
試験時間をどう使って点を取るのか」、が合否を分
けます。自分なりの作戦を考えておくといいでし
ょう。

藤田医科大学医学部一般前期の昨年と2年前の合
格最低点は600点満点の312点、得点率52％です。
一昨年の合格最低点は297点、49.5％でした。

まずは、50％を死守して、そこから少しでも上乗
せすることを考えるといと思います。6割までは
いらないでしょうから、取れるところをしっかり
取ってください。

なお、藤田医科大学では医学部新入生に対して、
学費全額（2,980万円）分の融資を受けられる
FUJITA学援ローンの取り扱いを始めます。

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