医学部入試

明日は日本医科大学、東京女子医科大学、東海大学、
福岡大学、4校の医学部の1次試験日です。医学部
受験生がどう動くのか注目です。

この中で、九州の医学部受験生の多くは福岡大学医
学部を受験すると思います。1次試験日が重なった
4校のうち、残る3校は関東の医学部です。

実は、昨年も日本医科大学と福岡大学医学部、東海
大学医学部の1次試験は重なっていました。今年は、
そこに東京女子医科大学が加わりました。

関東3校の1次試験が重なったことで日本医科大学
一般選抜前期の志願者は減るかもしれません。女子
受験生で東京女子医科大学の受験を選択した受験生
は、一定程度いると思います。

では、仮に日本医科大学の志願者が減れば、入試難
易度も下がるでしょうか?

私は、そうは思いません。仮に志願者減となっても
日本医科大学の難易度は変わらないと思います。

明日、1次試験が重なる医学部4校のうち、入試難
易度が最も高いのは日本医科大学と言うことに異論
は無いと思います。医学部4校の中で、あえて日本
医科大学に出願する受験生の多くは、多少なりとも
難関の日本医科大学に合格する可能性を感じている
受験生でしょう。

逆に言うと「日本医科に合格出来る」と思っている
受験生は、他の医学部には向かわないでしょう。

今年4月の日本医科大学医学部入学者の、女性割合
は46%で、半数近くが女子でした。東京女子医科
大学と試験日が重なったことで女子受験生が減る
かもしれません。

こういったこともあって、日本医科大学の志願者
は減るかもしれません。しかし、志願者が減少し
たとしても入試難易度に変化は無いと考えられま
す。

日本医科大学の入試問題は、私立医学部の中でも
難しめの問題が出題されます。全問解こうとせず
に、試験時間内で出来る問題を確実に解いてくだ
さい。

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