慶應義塾大学医学部は別格として、私立医学部
受験生の中で最も志望順位が高いと言っていい、
東京慈恵会医科大学医学部医学科で2次試験合格
者の発表がありました。

今年の東京慈恵会医科大学の正規合格者は、募集
人員105名に対し、172名でした。昨年の正規合
格者165名に比べ、7名多い正規合格者でした。

また、正規合格者の他に補欠者も発表になりまし
た。補欠者は、補欠順位1位から199位までの
199名でした。東京慈恵会医科大学医学部、過去
3年の補欠者は220名から230名でしたので、
今年の補欠者が200名を切ったのには、驚きま
した。

東京慈恵会医科大学の補欠からの繰り上げ合格で
すが、2020年度は150名、2019年度は142名が
補欠から繰り上げ合格となっています。しかし、
昨年の2021年度の繰り上げ合格者は73名で、前
の2年と比べ、繰り上げ合格者は大きく減少しま
した。

では、東京慈恵会医科大学医学部の今年の繰り上
げ合格は、どうなるでしょうか？

前年のように繰り上げ合格が100名を下回るのか、
以前のように150名程度の繰り上げ合格があるの
か、「分からない」としか言いようがありません。

補欠になった受験生の皆さんは、気が気でない
でしょうが、待っていてください。

ところで、東京慈恵会医科大学の物理の問題に
学内外の催しで使われた問題と酷似した問題が
あったことが公表されました。

これに対して、東京慈恵会医科大学は「今回の
物理の出題による合否判定への明らかな影響は
認められませんでした」とし、得点調整等は行
わないとしています。

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