明日は、日本大学医学部N方式2期の1次試験日
です。既に終えた日本大学医学部N方式1期の
問題が参考になります。
日本大学医学部2期は募集人員15名ですが、それ
に対して1137名が志願しました。志願倍率は75.8
倍となりました。日本大学医学部1期は募集人員
90名に対し2054名が志願し、志願倍率は22.8倍
でしたので、倍率だけを見ると非常に厳しい医学部
入試です。
ただ、明日は日本医科大学と藤田医科大学の医学部
後期入試があることを忘れてはいけません。学力に
自信のある医学部受験生は、日本医科大学医学部後
期に出願したでしょう。また、東海地方の受験生の
多くは、藤田医科大学医学部後期に出願したと思わ
れます。
日本大学医学部2期は、志願者は多いものの成績最
上位層は、少ないと思われます。倍率に惑わされる
ことなく、落ち着いて試験問題に立ち向かってくだ
さい。
日本大学医学部の入試では、試験問題を持ち帰るこ
とが出来ます。医学部1期の問題は大変、参考にな
ると思います。
日本大学医学部の試験問題は、全学部共通問題にな
ります。日本大学の各学部の教員が共同で試験問題
を作っていると考えていいでしょう。特定の教員が
作るわけではありませんので「偏りのないバランス
の取れた問題」と考えていいと思います。
そう考えると、「1期で出題されていない分野」が
出題されそうです。
例えば、今年の日本大学医学部1期の化学は大問7
問で、大問1は小問集合、大問2以降は、イオン化
傾向、気体、中和、無機、アルキン、フェノール樹
脂が出題されています。明日は、これら以外からの
出題が濃厚だと思います。
その他の科目も、N方式1期の問題が参考になると
思います。
日本大学医学部の数学はN方式とは言え、60分で
大問6題が出題されますので、時間的には非常に
厳しいと思います。すでに大阪医科薬科大学医学部
に合格している生徒も「60分では無理」と言って
います。明日の日本大学医学部の数学は、「解ける
問題を確実に」という気持ちで臨むといいと思いま
す。
ところで、明日の日本大学医学部の試験会場は1期
の試験会場とは違う、下高井戸の文理学部校舎にな
ります。試験会場への交通手段を確認するようにし
て下さい。