募集人員66名で、2月19日(土)に1次試験、
3月1日(土)に2次試験を行った慶應義塾大学
医学部で、2次試験合格者の発表がありました。
慶應義塾大学医学部の入学定員は110名ですが、
一般選抜の募集人員は66名ですので、44枚が付
属校推薦での入学者と見られます。慶應義塾大学
の付属高校からの医学部入学者は非常に優秀です。
内部推薦で医学部に進学するためには、相当勉強
しなければならないようで、付属校推薦であって
も「優秀だなぁ」と感じます。
さて、今年の慶應義塾大学医学部の志願者は1388
名で昨年の志願者を140名上回りました。11.2%
の志願者増でした。
今日発表の慶應義塾大学医学部の正規合格者は、
134名でした。昨年に比べ、6名多い正規合格者
です。慶應義塾大学医学部の合格発表は、大学の
サイトにアクセスしてマイページから自分の合否
を確認します。
マイページで合否を確認した際に「合格」と表示
された受験生は134名でしたが、「補欠」と表示
された受験生もいました。「補欠」となった受験生
は119名でした。
昨年の「慶應医学部」の補欠は113名で、その中
から3月15日に32名が繰り上げ合格になり、さ
らに3月24日に11名が繰り上げ合格となってい
ます。113名の補欠者からの繰り上げ合格者は、
合計43名でした。
慶應義塾大学医学部の入学を辞退する医学部受験
生は、国公立大学医学部への進学を選択した受験
生が多いと思われます。
「慶應医学部か国公立医学部か」難しい選択だと
思います。以前の生徒で、慶應医学部と東大理3
の両方に合格して東大に進学した生徒がいました。
父親は国立大学医学部の教員でしたが、教員仲間
からは「何で東大に行かせたの、慶應でしょ」と
さんざん言われたそうです。
昨年のメルリックスオンラインの生徒で、東京医
科歯科大学医学部医学科に合格した生徒は、医師
である親とも相談して、慶應義塾大学医学部に進
学しました。
将来、何をやりたいかによっても進学先は変わる
と思いますし、学費の違いも大きいと思います。
これから国公立大学医学部の合格発表が続きます
が、進学先で迷う受験生も出てくるでしょう。
医学部受験生としては、「そうなったらいいな」
という「嬉しい悩み」ではないでしょうか?