本日、久留米大学医学部の一般後期入試1次試験
が行われています。募集人員約5名に対し650名
が志願しました。後期の志願者は、前年を38名
下回りました。

久留米大学医学部の後期入試で注目して欲しいの
は、志願者数だけではありません。受験者数にも
注目が必要です。

昨年の例を見ると、募集人員約5名の久留米大学
医学部後期の志願者は688名でした。そして、注
目して欲しい受験者は、587名でした。100名以上
の志願者が受験をしていません。

昨年の久留米大学医学部後期の出願締め切りは、
2月24日必着でした。久留米大学医学部との併願
者の多い福岡大学医学部の合格発表は2月22日
でした。福岡大学医学部の結果を見てから受験料
の振り込みなどを行うと、ギリギリになってしま
いそうです。「必着」ですから、受験生としては
「出しておく」となりそうです。

また、東京慈恵会医科大学の合格発表は3月1日、
大阪医科大学（昨年）の合格発表は2月24日でし
た。結果を見てから出願するわけには行きません。
久留米大学医学部後期に出願した医学部受験生の
中には、他の医学部で繰り上げ合格が回って来た
受験生もいるでしょう。

こういったことから、久留米大学医学部後期では、
棄権者が多いと思われます。私立医学部入試は、
志願者数だけでなく受験者数にも注目してくださ
い。

なお、久留米大学医学部入試では、理科の平均点
で15点以上の差があり、それが問題の難易差が
原因と考えられた際には、得点調整を行います。

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