医学部入試

医学部受験生・歯学部受験生の親は、これをやってはいけない

来年4月の医学部・歯学部入学を目指して受験生
は、日々頑張っています。医学部受験、歯学部受
験の結果には、ご家族の存在も大きく影響します。

受験生本人と家族の関係が良好であれば受験生は、
迷いなく勉強に励めるでしょう。しかし、受験生
と家族との関係がギクシャクしたものであれば、
勉強だけに集中することは難しいでしょう。

多くの医学部受験生、歯学部受験生と話していて
最も多く聞く「親に、これはやめてほしい」とい
うことがあります。それは、

「親が受験した時の経験を押し付けないでほしい」
ということです。

親心として、自分の受験経験を子供に伝えたい、
というのはあると思います。そのこと自体は、悪
いことだとは思いません。しかし、親が自分の受
験経験を語るのであれば、「これだけは忘れない
でほしい」という事があります。

それは、「親世代の受験時と現在の医学部受験、
歯学部受験とは違いが多くある。」ということです。

コロナ禍もあり、今の受験生はオンライン授業に
も対応し、タブレッットを使っての勉強もします。
参考書や問題集も進化しています。受験勉強で変
わらないところもありますが、大きく変わってい
るところもあります。

親世代の医学部入試、歯学部入試に「総合型選抜」
は、ありませんでした。学校推薦型選抜も現在に
比べれば、ごく少数でした。思考力を重視する
「共通テスト」も始まりました。入試は変化を続
けています。

親世代の受験勉強は、「睡眠時間を削っても」、
「人が寝ているときに頑張って勉強する」といっ
たこともありましたが、今の受験生にはなかなか
通じません。「寝ないと記憶は定着しない」と考
えていますし、「合理的な受験勉強」を考えてい
ます。

こういったことを忘れて、親が頭ごなしに「こう
やれ」と言っても、受験生本人は反発するかもし
れません。

親世代は受験生を見ていて、「物足りなさ」を感じ
るかもしれません。受験生本人と話す時は、入試
を取り巻く環境は変化していることを忘れないで
下さい。

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