東京女子医科大学が2022年度の医学部入試の結果
を公表しました。一般選抜の志願者は、3年連続で
大きく減少しました。
東京女子医科大学医学部一般選抜の志願者は、2019
年度が1661名、2020年度が1390名、2021年度が
945名、そして今年2月の2022年度入試の志願者
は681名でした。
募集人員の減員はありましたが、ここ3年で志願者
は980名もの減少で、半数以下になりました。
東京女子医科大学医学部志願者減の最も大きな要因
は学費の大幅値上げです。それまで6年間で3410
万円ほどだった学費を4620万円に改定しました。
一気に1200万円の学費値上げで、6年間の学費は
川崎医科大学に次いで、私立医学部で2番目の高額
な学費となりました。
医学部受験生は、これに敏感に反応し志願者減の最
大の要因となりました。
しかし、120年に渡る女性医師育成の伝統は変わり
ません。他の医学部には無い女子医大ならでの圧倒
的な特徴です。多くの女性医師の仲間を持つことが
出来るのは、医師となってから大きな意味を持つと
思います。
しかし、医学部受験生の東京女子医科大学離れは
非常に大きなものです。2023年度入試がどうなる
のか、まずは「女子医推薦」に注目です。
東京女子医科大学医学部の推薦入試の試験科目には、
英語も数学も理科もありません。独特の思考力試験
と小論文、2種類の面接が課されます。
高校や模試の成績は合否と関係ありません。誰に
でもチャンスのある医学部入試です。メルリック
スでは、「女子医推薦思考力試験専任」の担当者が
日夜研究しています。もちろん、対策講座も行い
ます。オンラインでの個別指導も可能です。