一度、大学などに進学又は、卒業してから医学部
受験に挑戦する医学部再受験生で、私立医学部も
考えているのであれば、東海大学医学部「展学の
すすめ」入試に注目です。
東海大学医学部「展学のすすめ」入試は、医学部
再受験生のための医学部入試です。大学在学、卒
業だけでなく短大、高専、専修学校にも受験資格
が与えられています。
試験日程は9月12日から30日までが出願期間。
1次試験は10月29日(土)、2次試験は11月
20日(日)になります。
1次試験は小論文100点、英語100点の合計
200点で合否が判定されます。2次試験は2回
の面接で240点。1次試験の得点と2次試験の
得点を合計して最終の合否判定が行われます。
試験が小論文・英語・面接で、生命科学などは
ありませんので、医学部再受験生の皆さんの負担
は大きくありません。社会人の医学部再受験生で
も十分に合格が狙えます。
10月29日の1次試験まで、5か月と1週間で
す。時間は十分にあります。まずは1次試験合格
に全力を傾けてください。2次試験の面接対策は
1次試験終了後で間に合います。
昨年の「展学のすすめ」の小論文は、ごく普通の
医学部の小論文でした。ただ、東海大学医学部一
般選抜の小論文は毎年、変化しています。ですか
ら医学部再受験生の皆さんは、どのような小論文
であっても対応できるようにしておく必要があり
ますが、5か月あれば仕上がります。
東海大学医学部一般選抜の小論文過去問を参考
にするといいでしょう。様々な小論文に触れる
ことが出来ます。
小論文対策のポイントは「書いたものを第三者
に見てもらう」ことです。小論文は、書いた本
人が「良く書けた」と思っても第三者が見ると
「何が言いたいのか分からない」ということが
往々にしてあります。必ず、第三者に評価して
もらってください。独りよがりでは、合格点は
望めません。
「展学のすすめ」の英語は、非常に手ごわいと
思います。「英語の勉強」では十分とは言えま
せん。必要なのは「展学のすすめの英語対策」
です。
まずは、昨年の展学のすすめの英語を取り寄せ、
どういった問題が出題されたかを確認し、試験
時間内で7割取るための準備を進めてください。
単純な英語の勉強では、合格点は厳しいと思わ
れます。「展学のすすめ」で出題される英語の
問題で合格点を取るための準備を進めてくだ
さい。
昨年まで行われていた、東海大学医学部編入学
試験の英語がいい教材になります。
2次試験の面接については別の機会にお伝えい
たします。展学のすすめの面接は独特ですから、
面接も「展学のすすめの面接対策」が必要です。
なお、出願書類は隙の無いものに仕上げてくだ
さい。
昨年の「展学のすすめ」では、メルリックスか
ら7名が合格し東海大学医学部に進学しました。
その中には、30代後半の女性もいました。広く
門戸は開かれていると思います。
東海大学医学部長が代わりましたが、新しい医学
部長の森教授が、わざわざメルリックスに挨拶を
兼ねて医学部入試の相談に来られました。
医学部入試についての相談の内容については控えま
すが、医学部長が代わっても「多様な人材を求める」
という基本姿勢は変わりません。