私立医学部受験、私立歯学部受験を乗り越えるため
には、小論文も避けて通れません。国公立医学部、
歯学部も小論文の準備をしておかないと受験校が限
られてしまいます。

医学部や歯学部の小論文は課題文を読ませ、その上
で自分の考えを書く「課題文型」や「これについて、
どう考えるか、書け」という「テーマ型」などがあ
ります。

小論文は、知っていることなら書きやすいでしょう。
しかし、小論文で知っていることが出題されるとは
限りません。「知っていることなら書けるけど、知
らないことが出題されたら書けない」、では医学部
も歯学部も合格は覚束ないでしょう。

医学部受験、歯学部受験の小論文対策の最終的な
目標は「知らないことでも書ける」「知らないこと
でも書き切れる」です。

医学部や歯学部の小論文対策として、医療系など
の知識を増やすことはいいことです。しかし、そ
れだけでは知らないことが出題されると手も足も
出ないことになる恐れがあります。

では、小論文で知らないことが出題されても「書
ける」ためには、どうしたらいいのでしょうか？

「書き慣れる」しかありません。

大切なことは、「指令された字数を何とか書く練
習」です。内容も大切ですが、練習では字数を
意識してください。

指定された字数を書く練習を続けていると、徐々
に内容も伴ってきます。実際の小論文の試験では
字数が足りないと「採点対象外」とされてしまう
恐れがあります。「読んでもくれない」ということ
です。

指定された字数を書き切る練習を続けることが出
来れば、「知らないことでも書ける」に近づいて
行きます。ぜひ、続けてください。

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