3学期制の高校に在籍する高校生の皆さんは期末
試験が、そろそろ終わる頃ではないでしょうか?
期末試験が終われば夏休みを含めて受験生モード
に入ります。
医学部受験、歯学部受験に向かう現役生の皆さん
は、推薦入試(学校推薦型選抜)やAO入試(総
合型選抜)の受験も頭の中にあるのではないでし
ょうか?
医学部や歯学部の推薦入試、AO入試を受けるの
であれば、受験校の対策はいつごろからやれば、
いいのでしょうか?
まずは、受験校を決めることからです。評定平均
が確定したら受験校の絞り込みに入ってください。
「既に決まっている」、「これから決める」いずれ
にしても、推薦入試やAO入試の受験校が決まれ
ば、推薦対策・AO対策が気になりだすでしょう。
「いつから対策を始めるか」は2つのパターンに
分かれます。
一つ目のパターンは、「試験内容が一般選抜と変わ
らない」場合です。例えば、近畿大学医学部推薦
入試1次試験の試験科目は英語、数学、理科1科
目です。2次試験は小論文と面接になります。い
ずれも一般選抜で必要なものばかりです。
こういった場合は、推薦対策が一般対策につなが
りますので、今からでも問題ありません。帝京大
学医学部や東京歯科大学などの推薦対策も同じで
す。
もう一つのパターンが、「試験内容が一般選抜とは
違う特殊なもの」の場合です。
例えば、東京女子医科大学の推薦入試です。「間違
いなく女子医推薦を受ける」のであれば、特殊な試
験内容ですので、むしろ早めから準備をするのもい
いでしょう。
しかし、受験するかどうか決まっていない時点での
準備は、避けるべきです。受けないことになれば、
準備したことが全て無駄になってしまいます。
そろそろ、推薦入試やAO入試の対策が気になりだ
す頃だと思います。自分自身の状況をよく考えて
推薦対策、AO対策を進めてください。