高校生の皆さんは、夏休みが近づいていると思い
ます。医学部受験、歯学部受験に向けて「夏休み
は頑張る」と思っているでしょう。

夏休みは、高校の授業があるいつもと違って、多
くの時間を自分が考えたように使えます。医学部
受験、歯学部受験で合格を勝ち取るためには非常
に重要な期間です。

大切な期間であるからこそ、充実した時間にし
なければなりません。頑張るのはいいのですが、
夏休みが終わった時に「どれもが中途半端だった」
となることは絶対に避けなければなりません。

そのためには「夏休み期間で自分は何をやるのか」
を明確にしておく必要があります。「高校の補習や
塾・予備校の夏期講習にお任せ」では、なんとなく
夏休みが過ぎていく恐れがあります。

夏期講習や補習は、一人の生徒のために作られてい
るわけではなく、多くの生徒を対象にしています。
そうであれば、「自分にとって、この夏休みに必要な
ことは何か」を考え、絞りこんでいく必要がありま
す。

やりたいことは、いろいろあるでしょう。しかし、
時間は限られています。その限られた時間の中で最
大の効果を求めるために、本当にやるべきことと優
先順位を考えてください。

「数学、頑張る」ではなく、「数学は、複素数平面
と数列をやり直す」「数学の問題集の基本例題、ここ
とここを解きなおす。上手く行けば、ここもやる」
など具体的に考えてください。

夏休みが始まる前に、よく考えておいてください。

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