東京医科大学が昨日、2023年度医学部入試に
ついて発表しました。医学部受験を目指す皆さん
に注目して欲しい変更がいくつかありました。
まず、学校推薦型選抜(推薦入試)で変更があり
ました。これまで実施されていた山梨県地域枠の
実施が無くなりました。山梨県地域枠に変わって
実施が予定されているのは、埼玉県地域枠です。
東京医科大学学校推薦型選抜は、募集人員20名
以内の一般枠の他に、募集人員8名以内の茨城県
地域枠、募集人員2名以内の新潟県地域枠、募集
人員2名以内の埼玉県地域枠の3つの地域枠推薦
が行われます。
東京医科大学の学校推薦型選抜(推薦入試)一般
枠は、現役生のみに受験資格が与えられています。
このことから「東京医大の推薦は現役だけ」と思
い込んでいる受験生も多いようです。しかし、3
つの地域枠は、いずれも1浪生にも受験資格が与
えられています。
それだけではありません。
新潟県地域枠と埼玉県地域枠は、出身地による制
限はありません。全国どこからでも出願すること
が可能です。
東京医科大学の医学部学校推薦型選抜は、独特の
試験内容になります。配点36点の小論文、配点
24点の面接、調査書などの書類審査が12点、
そして配点100点の基礎学力検査で合計172
点満点の試験になります。
東京医科大学推薦の小論文は、英文と日本文の2
題が出題されます。特に英文小論文は設問も独特
で、事前の準備が無いと厳しいでしょう。
基礎学力検査は、「数理的問題」とされています。
実際にどのような問題が出題されたのか、を調べ
ておかないと適切な準備は出来ません。
東京医科大学医学部の学校推薦型選抜対策は、
簡単ではありません。
しかし、東京医科大学の学校推薦型選抜に向けて
の適切な準備が出来れば、非常に有利になります。
受験を考えるなら、しっかりとした対策を行って
下さい。
東京医科大学医学部一般選抜の1次試験が少し
遅くなり、2月8日(水)になりました。翌、
2月9日(木)は、東京慈恵会医科大学医学部
の1次試験日です。
東京慈恵会医科大学を第一志望とする医学部
受験生は、前日の東京医科大学を受けるべき
か悩むかもしれません。