受験生の皆さんは医学部受験、歯学部受験に向け
て勉強を頑張っていると思いますが、どの科目も
大丈夫という受験生は、いないと言ってもいいと
思います。
私立医学部受験の基本は4科目入試、私立歯学部
受験の基本は3科目入試です。4科目ないし3科
目すべてに自信を持つ受験生は、まずいないでし
ょう。国公立医学部、国公立歯学部を目指す場合、
必要な科目数が多くなりますので、全科目問題な
し、とすることは私立に比べてさらに難しいで
しょう。
受験生なら誰でも苦手科目を持っていると思いま
す。そして、苦手科目の克服には苦労しているの
ではないでしょうか?
私立医学部入試、私立歯学部入試は科目数が少な
いため、足を引っ張る科目があると厳しい戦いと
なります。
苦手科目の克服、このことの重要性は誰もが分か
っているはずですが、なかなか上手く行かない
のも、事実でしょう。
多くの受験生と接してきて感じるのは、「苦手科
目の勉強量が足りない」ということです。
少なくない受験生が「苦手科目頑張らないと」と
は思っているのですが、具体的な行動になかなか
結び付いていないと感じます。
日頃の勉強を振り返ってください。1日3科目の
勉強をやるとしたら、苦手科目の勉強は「3科目、
最後にやろう」としていないですか?
最後に苦手科目をやるつもりで、いつの間にか
時間が遅くなり、最後にやるつもりだった苦手
科目は「今日は遅くなったから、明日にしよう」
となっていませんか。
こうなると、苦手科目の勉強量は不足すること
になります。勉強しないから、いつまでも苦手
を克服できないことになります。
苦手科目克服の秘訣は、勉強の順番を変えるこ
とです。まず、苦手科目から始めることです。
こうやって、苦手科目の勉強量を確保すること
が大切です。
苦手科目の勉強が後回しになっていると感じた
ら、まず苦手科目から勉強を始めるようにして
下さい。これが苦手科目克服の秘訣です。