医学部受験、歯学部受験に向けての模擬試験を
受ける意味をお伝えしてきました。最後は「一
度は、模試を外で受けよう」です。
模擬試験を受ける意味の一つに「本番に近い
雰囲気に触れ。試験に慣れる」ということが
あります。
浪人生は医学部受験、歯学部受験の本番を経験
していますが、現役生の皆さんは実際の入試を
経験していません。
高校入試を経験したとしても、3年前の話です。
中学受験で中高一貫校に入学したのであれば、
小学校6年生での受験以来、「受験」というもの
を経験していません。小学生の時の話ですから
遠い昔の話と言ってもいいでしょう。
中には、今の学校は「小学校から」「幼稚園から」
という受験生もいます。これでは医学部受験、歯
学部受験の当日、試験会場の雰囲気に飲まれてし
まい、力を出し切れない恐れがあります。
模試を通じて、「本番に近い雰囲気を味わう」ため
には、高校を出て「知らない場所で知らない人に
囲まれて」試験を受けることが大切です。
高校で模擬試験を受けると、「いつもの場所で、い
つもの人達に囲まれて」ということになり、本番に
近い雰囲気とは、なかなかなりません。
志望校の実際の入試の前に、自分で模試を申し込ん
で、本番に近い雰囲気を経験しておくといいと思い
ます。