医学部受験、歯学部受験に向かって頑張っている
受験生と話しているとよく「覚えることが苦手な
んです」と嘆く人がいます。

「覚えることが得意」という受験生は、いないこ
とはありませんが、極めて少数です。ほとんどの
受験生は覚えることに苦労しています。自分だけ
が覚えられないのではなく、「なかなか覚えられ
ないことが当たり前」と考えてください。

とは言っても医学部受験、歯学部受験で合格を勝
ち取るためには、覚えなければならないことは覚
えなければなりません。

では、どうやって覚えればいいのでしょうか？

「覚える量を減らす」です。

「覚える量を減らしてしまえば、志望校の合格は
覚束なくなる」と思うかもしれません。しかし、
医学部受験、歯学部受験を考えた時、覚えた知識
は試験で使えなければ覚えていないのと同じです。
曖昧な知識は、実際の医学部受験、歯学部受験で
は使えません。

「１００覚えようとして頑張ったものの、どれも
自信が持てない」というようでは入試で使える知
識とは言えません。「１００は無理なので８０だけ
覚えることにした。その結果８０についてはしっ
かり覚えることが出来た」このように曖昧な１００
より確固とした８０を目指してください。８０が
固まれば２０を追加して覚えても構いません。

最初から全部を覚えようとするから、覚えられな
いのです。「減らした２０から出題されるかもし
れない」と思うかもしれませんが、重要度の高い
８０を覚えれば曖昧な１００より、よほど入試で
は力となります。

覚えようと思っていることを一度、整理すること
をお勧めします。

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