本日、大阪医科薬科大学が医学部の学費を引き下
げることを急遽、発表しました。大阪医科薬科大
学医学部の6年間の学費は、2841万円になり
ます。
これまで、大阪医科薬科大学医学部の6年間の学
費は、3141万円と3000万円を超えていま
したが、今回の学費改定で学費は300万円引き
下げられ、6年間の学費は3000万円を下回る
ことになりました。
新しい学費は、来年4月入学生から適用となりま
す。
一方で、これまで一般選抜前期の成績上位75位
以内で大阪医科薬科大学医学部に入学する受験生
に対して242万円を減免する「医学部入学時特
待生制度」は廃止されます。
今回の大阪医科薬科大学医学部の学費引き下げは、
関西医科大学が医学部の学費引き下げを発表した
影響が大きいと考えられます。
関西医科大学と大阪医科薬科大学の医学部6年間
の学費は、関西医科大学が学費引き下げを行うと
1000万円以上、関西医科大学の学費の方が安
くなることになりました。
「学費に大きな差が出てしまうことに対して、大
阪医科薬科大学も反応した」、ということだと思
います。とは言え、両校の医学部6年間の改定後
の学費を比べると、関西医科大学医学部の方が
700万円以上、学費負担は小さくなります。
8月30日の、このブログでも関西医科大学の学
費値下げについて書きましたが、関西の医学部受
験では、大阪医科薬科大学医学部と関西医科大学
医学部はライバルとされます。
今回の両校の学費改定に対して、国公立医学部併
願者を含めて、医学部受験に向け頑張っている受
験生が、どういった反応を示すのか、大いに注目
です。