医学部入試

旺文社の教育情報センターが、2022年度私立
大学入試の詳細な分析結果を発表しました。それ
によると、私立大学入学者の半数以上が推薦や
AOからの入学者でした。

旺文社教育情報センターの分析は、入学者がどの
試験区分から入学したのかをまとめています。保
護者世代の感覚は、「大学入試は一般入試が王道」
だと思います。

それが、ここのところ私立大学全体としては一般
入試(一般選抜)以外からの入学者が増え続けて
います。

旺文社の分析によると、2015年度の私立大学
入学者のうち、一般入試からの入学者は入学者全
体の49.4%でした。2015年には50%を割り
込んでいます。

それが2022年度では、41.1%にまで下がりま
した。7年間で8.3%下がっています。もはや、私
立大学への道は一般選抜以外がメインになりつつ
あります。

一般選抜以外というと、旺文社では「総合型選抜、
学校推薦型選抜公募制、学校推薦型選抜指定校制、
附属校・系列校推薦」としています。

医学部受験でも例えば、慶應義塾大学医学部や
東邦大学医学部、日本大学医学部などで附属校
推薦を行っています。慶應義塾大学医学部一般選
抜の募集人員が66名と少ないのは、附属校推薦
に多くの枠を与えているからです。

医学部受験、歯学部受験でも学校推薦型選抜・総
合型選抜を実施する大学は多くあります。医学部
受験では「地域枠推薦」もあります。

一般選抜だけでなく、推薦・AOにも目を向ける
といいと思います。

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